好転反応について
好転反応ってなんだ？
今回は「好転反応」についてご紹介します。「好転反応」とはその言葉の通り「体が良い状態に変わる過程で現れる反応」のこと。東洋医学・漢方では「瞑眩（めいげん）」と呼ばれる状態で、血流がよくなり体が正常な状態になることで体内に溜まっていた毒素が一気に排出される為に起こります。これは整体・整骨などでも同じで、施術を受けたあと一時的な体の不調が起こることがあるのです。学術的なエビデンスがおるかは不明ですが、カイロプラクティックの施術後においても同じようなことが起こることがあります。
どんな反応があるの？
好転反応とは具体的にどんなものでしょうか。まず好転反応には４つの種類があります。
１つ目は「弛緩反応」。これは新しい刺激に体が反応して起こります。だるい、眠い、倦怠感などの症状が一般的で、たいてい数日で治ります。
２つ目は「過敏反応」。下痢、痛み、腫れなどが症状で、元の身体の状態が悪ければ悪い程この反応は強く出ることがあり、強く反応が出た箇所は体の中で最も傷んでいた箇所と言えるでしょう。
３つ目は「排泄反応」です。体の自然治癒力が正常に働き始めることで、蓄積されていた老廃物が排出され始めます。そのため、吹き出物・目ヤニ・鼻血・排泄物の変化などの症状が現れます。
そして最後が「回復反応」。今まで悪かった血行が巡り始めると起こる症状で、吐き気・腹痛・倦怠感などが一般的です。
もちろん、必ずしもこの４段階全てが症状として出るわけではありませんし、症状が軽微で本人が気付かない場合もあります。しかしながら、体が本来の正常な状態に戻る過程で出る「自然の調整作用」ですから、これを乗り切ると前よりずっと身体の状態が良くなっているはずです。豊洲カイロで施術を受けられた方の中にも好転反応の声が聞かれます。明らかに好転反応と判断した場合は、そのまま我慢していただくこともありますが、好転反応ではない痛みやだるさを感じる方もいますので、２～３日経っても変わらない、悪化するといった場合は早急にご連絡ください。もちろん、よくわからないので不安だという場合も遠慮なくお電話ください。
