カイロプラクティック教育では基礎医学を学びます
カイロプラクティック治療の根拠は医学です
先日、来院されているKさんとの会話から「不整脈」のお話になりました。不整脈や心臓について知っている基本的なことを説明していると「骨や筋肉以外についても詳しいのですね。」というお言葉を頂きました。カイロプラクティックは神経の働きを正しくすることで症状の改善や再発予防を目指すヘルスケアです。主に背骨の矯正を行い、症状の改善および再発防止に努めます。そのため、医学的知識が必要になります。矯正を行う背骨や筋についてはもちろんのこと、からだ全体の機能まで学びます。そもそも、カイロプラクティックの理論根拠は解剖学や生理学にあります。つまり医学的知識が必須となるわけです。
カイロプラクティックが法制化されている国々では、カイロプラクティック従事者には、医学部と同等の4200時間の大学教育を受けることが最低条件として決められています。(WHO基準とよばれています)授業内容は、解剖学、生理学、病理学、画像診断学などの基礎医学および、カイロプラクティック哲学や専門的知識や専門技術などになります。
日本国内でのカイロプラクティック
残念ながら日本にはカイロプラクティックに関する法律がありません。そのため、日本では誰でもカイロプラクティックを職業とすることができます。実際、上記に示した基礎医学を含めたカイロプラクティック教育をほとんど受けたことがない方が開業しているケースもあります。豊洲カイロプラクティックのスタッフは、カイロプラクティック専門校を卒業しました。したがって基礎医学の教育も受けています。ただし、先述した教育時間を満たしていないため、院長の伊藤は、それを補う3年間のプログラムを受講して、第三者機関が行う試験に合格し基準を満たしました。(日本で開業している多くの方はこの基準を満たしていません。なぜならば法律や規則がないからです。いってみれば必要がありません。現状は自主的な努力となっています)
現状では、日本国内において法律的には問題はありませんが、より安全で安心してカイロプラクティックの施術を受けて頂けるように自主的に受講しています。このようにカイロプラクティック従事者は基礎医学を把握しています。何かご質問などがありましたら遠慮なくお尋ねください。もちろん、現状に満足することなく常に緊張感をもって皆さまのお身体のケアにあたらせて頂きます。よろしくお願いします。