012 突然強く出てきた頭痛
東京都江東区豊洲にお住まいの30代女性デスクワーカー
仕事がデスクワークで1日中座ってパソコンにむかっており慢性的な肩こりが以前からあった。肩こりがひどくなると頭痛が出る事があるが何となく改善していた。今回は仕事が忙しく長い時間座っていて、さらに暑かったので普段使わない冷房を入れて寝た。翌朝起きると何となく後頭部のあたりが痛み、それが強くなる。3日間続いていた為、来院された。
来院時も後頭部付近に重いなんとも言えない頭痛が出ていた。首の可動域検査などでは痛みが出ないが、右の後頭部から首のつけねにかけて重い痛みがあった。頚椎の触診を行うと左右のバランスが悪く頚椎の1番上の環椎と呼ばれる首の骨の動きに問題があった。そのため、首の筋肉は緊張が強くなり、後頭部付近まで硬直していた。緊張している筋肉を緩め環椎が正常に動くように施術を行う。症状が強く続いていた為間隔を開けずに行うと2回の施術で頭痛は消失。再発を予防する為、首のバランスに影響を与えている胸椎を中心に体の歪みを正す施術を継続して行う。
コメント:問診と検査により脳疾患などの二次的な頭痛ではなかった為、様子を伺いながら施術を進めました。この方の場合、頚椎の機能不全によって筋肉が緊張を引き起こし頭痛が出ていたと思われます。2回の施術で頭痛が消失した事は良かったのですが、体全体のバランスが悪く、痛みはないものの知らずのうちに頚椎に負担をかけていた為、それを改善するように施術を継続しました。本人が、気がついていないクセや良くない姿勢が影響している事も多いので注意が必要です。