豊洲で身体の痛みを根本から改善できる整体院

中学３年生。長距離走の最中に腰が固まり動かなくなった。その時、痛みはあまり感じなかったが、腰が動かない。整形外科では骨には異常がないと診断を受ける。その後症状が落ち着くと治ったとの事で腹筋を鍛えるように指示を受ける。重い痛みが継続しながらも腹筋を続ける。ところが腹筋をやると痛みが増す。約１ヵ月後に今度は強い痛みを感じる。座っていても歩行していても腰が痛む。さらに長い時間座っていると左足にしびれが出てきた。改善の傾向がない為、来院。
 来院時、痛みはそれほどでもなく前屈（前かがみ）と伸展（後ろへ反らす）の動きで下部腰椎（腰の下の方）に痛みがあった。ただ、背骨が側彎しており腰椎では左凸、胸椎では右凸になっていた。また、胸椎の後彎がかなり強くあった。前後、左右ともにバランスがかなり悪く両足ともに片足立ちで立てない。筋緊張も強く、筋肉で体を支えているようであった。脊柱（背骨）、骨盤、両足の関節で支えられるように、関節にアプローチした施術を行い、筋肉への負担を取り除く。約５回の施術で痛みが落ち着き側彎していた背骨も改善。軽い運動であれば、問題ない状態に回復する。エクササイズ、日常生活での姿勢についてアドバイスをしながら、より安定したバランスに戻す為に施術を継続する。

 コメント：まだ中学生であるのにギックリ腰と同じような筋肉の緊張が生じてしまいました。それは、体の重心軸のバランスが非常に悪く腰部に極度の負担がかかった為と思われます。普段から姿勢があまり良くなく日常的に腰部に負担をかけていた事が積み重なって今回の症状となってしまったようです。さらに、バランスが悪いまま腹筋を繰り返した為、腰部の椎間板に負荷がかかり痛みを再発させ、それを避けるように側彎という形で痛みを回避していました。中学生であった為、ご両親に来て頂き、現在の状態、考えられる原因、今後の方針を説明してから施術を行いました。大人より体の柔軟性がある中学生でも極度の負担をかけていると今回のようなケースになる可能性があるのです。どの年代であっても体の重心軸は重要で、それは日常生活から大きな影響を受けていると知っておいて下さい。