066 姿勢の悪さからくる肩こり、首痛
東京都江東区豊洲にお住まいの30代女性ライター
中学生の頃から肩こりがあり慢性症状になっている。自宅で文章を書く仕事の為、長時間パソコンにむかう事が多く、集中すると1日中仕事をしている。疲労がたまり肩こりがひどくなるとマッサージへ行って解消していたが、今回は頭痛や呼吸が苦しくなるなどひどい状態で不安になり来院された。
姿勢がとても悪く、背中の猫背が強い。座位だと前傾が強くなり顎があがってしまう。首のカーブが消失し、首から背中、肩にかけての筋緊張が強く、背中を起こしたくても正しく起こせない状態であった。首を左右に倒すと痛み、また関節が鳴ってしまう。肺を入れている胸郭、さらに内臓も下垂した状態であった。背中を起こし首の正しいカーブを取り戻す為に、胸椎→頚椎さらに鎖骨の順にアプローチ。施術後には呼吸が楽になった。悪い姿勢はすぐに戻る為、継続して施術を行い、4回目には肩こり、頭痛は解消。ただし仕事を根詰めると再発する為、腰椎も含めた全体の施術を定期的に行う。
コメント:猫背がひどく背中を正しい状態で起こせない状態でした。座位での前傾が非常に強いのでお腹に体重がかかり、さらに胸郭が圧迫されていました。これでは呼吸が苦しいのは当たり前です。パソコンで仕事をされる時の姿勢が非常に悪いようなので、正しい姿勢を説明して理解してもらい、負担のかかりにくい座位姿勢をアドバイスしました。仕事上、負担がかかる事は避けられない為、ゆがみ、疲労を翌日に持ち越さないよう、正しい首のカーブをつける枕を使用してもらい寝方を注意してもらいました。さらに、1日のゆがみをリセットし、良い状態をキープしてもらえるようにエクササイズを実施してもらっています。