067 首から肩にかけての張りと痛み
東京都江東区豊洲にお住まいの30代男性デスクワーク
3か月前から、首~肩にかけて張り感と強い痛みがとれない。さらに首が傾いている自覚症状がある。最近では軽いめまいも出始めた。湿布やマッサージでは改善されないため来院された。
肩甲骨周囲を診ると、上部胸椎の変位があり、付近の筋肉が過度に引っ張られている。首の可動域検査では回旋・側屈で左右差を認める。上部胸椎は猫背ぎみに後彎(後カーブ)が強く、対して上部頚椎は前彎(前カーブ)が強くなる事で首に過度な負担がかかっている。筋肉に強い張りがあるので緩め、肩甲骨の動きを回復させる。これにより肩関節の可動域が広がる。上部胸椎の変位を改善させるように矯正アジャストをすることで、ゆがんだ背骨を正しい状態に戻す。肩甲骨周囲の筋肉の収縮運動がスムーズになり、症状が改善。初回の施術で改善がみられたが、長年の癖やゆがみを正すため、継続した施術を行う。
コメント:近年、仕事やプライベートなど日常の中でパソコンを使用する時間が長くなり、デスクに向かい手を伸ばした状態で背中を丸めてキーボードやマウスを操作する人が増えてきました。またスマホ・タブレットも背中を丸めて使用する姿がよく見受けられ、負担は主に首・肩・背中の筋肉に集中します。筋肉に負担のかかった状態が長引くと血液や循環物質が滞った結果疲労し、張りやコリにつながります。また関節の働きが悪くなり、身体がゆがみます。特に上部胸椎部分は肩甲骨・肋骨など骨が密集していて他の部位と比べて全体的に硬くなりやすいところです。自分で動かせなくなってしまった場合、カイロプラクティックアジャストメントにて矯正していく必要があります。日頃からデスクワーク時の姿勢に注意して、負担の少ない正しい姿勢で座る事が大切です。豊洲カイロプラクティックでは日常生活での姿勢、運動のアドバイスを含めトータルで皆さんの健康をサポートしていきます。