087 股関節とヒザの痛み(歩行時に痛む)
東京都江東区有明にお住まいの40代女性デスクワーク
1週間前から左ヒザの下あたりからモモの内側にかけて痛みがある。日によって痛みの程度は異なるものの、3日前からひどく今日は歩くと足を引きずるくらい痛む。同じ姿勢であれば痛くないが座位から立ち上がる時など動作時に痛む。整形外科でレントゲン検査を受診したが骨には問題ないと言われた。
来院時、歩行動作とヒザを曲げて足を開く動作で左膝から太モモにかけて痛みがあった。ヒザの靭帯や半月板の整形外科検査では問題はない。腰部の可動域検査では前屈をすると痛みはないものの、左ハムストリングスからヒザ裏にかけて張りを感じる。バランスをチェックしていくと重心が不安定であり、左腰部、左股関節の動きが悪い。また、反り腰ぎみで背骨のカーブにも問題があった。施術は、腰部、殿部の筋肉を緩め、腰椎、骨盤を矯正。股関節に正しいはたらきを回復させる。これにより来院時の痛みは軽減。その後、継続した施術を行なうことで改善した。
コメント:この方のケースは、ヒザや太モモに痛みが出ていましたが、問題の原因は腰椎と股関節にありました。ヒザは、太モモの筋肉がヒザの関節をまたがって付着しています。よって、太モモの筋肉の影響を直接受けています。特に外傷などがない場合は腰や股関節に問題があることが多いのでユニットの連携した動きを改善させる必要があります。
普段の姿勢や動作からも影響を受けるので日常生活にも気をつけることが大切になります。豊洲カイロプラクティックでは、そういった点も含めてアドバイスを行い症状改善、再発防止に努めています。