155 ゴルフ後の右肩の痛み (悪い寝方)
東京都江東区豊洲勤務30代女性秘書
趣味でゴルフをやっていて、月に2~3回コースを周る。一昨日にプレーをした直後は特に問題がなかったが、昨日から右肩に痛みが現れ、腕を挙げるのが辛くなった。今日はデスクワークを中心に1日仕事をしていると、少し動かすだけでも右腕の外側に痛みを感じるようになり悪化したため来院した。思い当たることの1つとして、昨日の寝方が良くなかったように思える。
来院時、前と横から腕を挙げる動きで肩の外側に痛みがありました。その他の動きでは特に問題ないようでした。問診や検査の結果から腱の断裂や靭帯の損傷の可能性は低く、腕を挙げていく三角筋に負荷がかかっていると判断して施術を行ないました。上腕骨と肩甲骨は前に、鎖骨は上にゆがんでいました。肩が前方内側にゆがんでしまった状態でした。三角筋をはじめ周辺筋肉の緊張を緩和させ、肩関節の正しい働きを取り戻すように矯正をすると、腕を挙げられるようになりました。ただし、その際、痛みが伴うため、施術を継続し5回目にはほぼ問題がなくなりました。
コメント:この方の問題は肩関節のゆがみです。いわゆる巻き肩の状態でした。上腕骨という腕の骨が前側そして内側にゆがみ、腕を挙げるための筋肉のうち、後側の筋肉は伸ばされ、前側の筋肉は縮まった状態で固まってしまったようです。おそらく右肩を下にした状態で寝てしまったことが影響していると思います。ただ、それはきっかけでしかありません。身体全体のバランスや背骨の可動性もチェックしたところ、身体全体の軸運動が崩れているようでした。この状態ではゴルフでのパフォーマンスが悪くなるどころか、ケガなどのスポーツ障害が現れてもおかしくありません。ゴルフも軸運動です。軸運動が崩れていると腕の筋力で何とかしようとしてしまい、肩や肘、手首などに大きな負担がかかってしまいます。豊洲カイロでは原因を見つけて症状の改善をしながら、再発防止のための施術を行ないます。ゴルフをはじめスポーツ後に何か問題起きる方は、身体全体のバランスが崩れていると思われますので、一度ご連絡ください。