胸郭出口症候群
胸郭出口症候群
胸郭出口とは鎖骨の上のへこみから第一肋骨、鎖骨、大胸筋の深部にある小胸筋までの隙間のことをいい、上肢に分布する神経や血管が走行しています。この部分で神経や血管が締め付けられたり、牽引されることで上肢のしびれや痛み、だるさなどの症状が引き起こされる病気と考えられています。締め付けられる部位によっては斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群に分類され、これらの総称のことを胸郭出口症候群と言います。
また通常胸椎に関節する肋骨が頚椎にも存在する頚肋といわれる先天的異常も原因に含まれます。※頚肋=肋骨は本来胸椎の全てと連結しているが先天的理由から第7頚椎(まれに第6頚椎)にも肋骨が認められる場合があります
20代から30代のなで肩の女性に好発する傾向があり、時に頚椎捻挫や肩周囲の外傷なども発症することもあります。
主な症状はつり革につかまる時や洗濯物を干す時のように腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩、腕、肩甲骨周囲の痛みです。また車の運転中にもこのような症状がでることもあります。
一般的な検査と治療
診断は整形外科的検査とレントゲン検査で決められます。整形外科での治療は症状が軽いうちは保存療法が基本です。痛みを誘発する動作を避け、僧帽筋や肩甲挙筋の筋力強化を図ります。それに加え消炎鎮痛剤、血流改善剤やビタミンB1などの薬物療法も行われます。また頚肋が存在する場合は切断術が行われます。更に保存療法で症状の改善が見られず日常生活に支障がでる場合は手術が治療の選択肢に入ってきます。
カイロプラクティックでは
胸郭出口症候群になりやすい方は、なで肩で猫背の好発することからカイロプラクティックの施術ではその姿勢改善を目的に行います。更に絞扼部位の筋肉の緊張も考えられるのでその部位に対して筋肉を緩める施術を行ないます。つまり、神経や血管の通り道を締め付けている状態の原因である悪い姿勢に対してアプローチをすることで根本的に改善させるのです。
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